あなたのアイデアとスキルと行動力で沖島ファンを増やしてください!
このような状況を背景に、2013年7月に離島振興対策実施地域の指定を受け、島民が一丸となって島の振興に取組むため、沖島町離島振興推進協議会を設立し、持続可能な島づくりに取組んでいます。この取組みの成果もあり、沖島を訪れる観光客は、年間で約26,000人となるなど、10年間で倍増しています。
島民の生活と観光需要を支える唯一の公共交通「おきしま通船」を維持継続へ
沖島と島外を結ぶ交通手段は、沖島町自治会が運航する「おきしま通船」があり、1日12往復運航しています。しかし、船長の高齢化や担い手不足、年々増加する観光客の受入体制が整備されていない、といった課題にも直面しています。そこで、島民の生活に欠かせない公共交通であり、観光客が利用する通船の維持継続を行っていくために、運航業務に関わりながら、運営方法やサービス向上等の検討を通して、沖島の魅力発信を行っていただく「地域おこし協力隊」を募集します。
おきしま通船
おきしま漁港
通船の運航業務に関わりながら、島の魅力を発信!
こんな方、お待ちしています!
・島暮らしをしてみたい!
・島の活性化に興味がある!
・船の操縦をしてみたい!
・サービスの向上や快適な空間づくりを考えるのが好き!
・人と話をするのが好き!
■協力隊の活動内容
①船長候補者の確保や移住促進にかかる情報発信、啓発活動
②通船事業の利用促進
③通船事業の運航業務及び運営 (通船の船員業務 週3日程度)
まずは2級船舶免許を取得していただきます。
そして、自治会が運航する「おきしま通船」の船員として運航業務に関わりながら、通船の空間を快適にしたり、サービスの向上を検討したり、運営方法の見直しを行うなど、通船事業の発展に向けて、あなたのアイデアと行動力をフル活用してください。
空いた時間では、移住促進にかかる情報発信や啓発活動を行ってください。
沖島の住宅
募集の条件
■募集対象者
次のいずれにも該当する人
①20歳以上(2024年10月1日時点)で概ね45歳までの方
② 政令指定都市または3大都市圏または地方都市(過疎、山村、離島、半島の地域に該当しない市区町村の区域)に在住の方で、生活の拠点を沖島島内に移すとともに住民票を異動することができる方
※地域要件の詳細は、総務省「地域おこし協力隊」ウェブページに掲載されている「特別交付税措置に係る地域要件確認表」を確認してください。
③採用後、生活の拠点を沖島島内に移すとともに近江八幡市に住民票を異動することができる方
④協力隊の任期終了後、沖島島内に定住を考えている方
⑤普通自動車運転免許を取得している方(採用の日までに取得見込を含む)
⑥二級小型船舶操縦士免許について、取得する意思のある方
⑦基本的なパソコン操作Word、Excel、PowerPointなど)ができる方
⑧インターネット、SNSの知識を有している方
⑨地域の特性を尊重し、地域とのコミュニケーションが図られる方
⑩沖島の振興に興味があり、熱意を持って活動する意思のある方
■報償費
月額 224,000円(別途、期末手当有・想定年収370万円)
※2級小型船舶操縦士免許を有し、小型旅客船・遊漁船の船長経験がある場合は、月額254,000円(別途、期末手当有・想定年収420万円)とします。
※従事期間の実績により、期末手当(6月、12月)を支給します。
※報償費は、所得税を源泉徴収して支払います。
※市と雇用関係にないことから、所得税の年末調整は実施しません。自ら税務署への確定申告が必要ですのでご了承ください。
※初年度について、月途中で委嘱した場合は、日割り計算して支払います。
■活動経費
・活動に要する経費(活動旅費、消耗品費、研修会参加費等)は、別途、市の予算の範囲内で、市と隊員が委託契約を締結し、その委託料の範囲で支出します。
・2級小型船舶操縦士免許・特定操縦免許については、着任後、取得していただきます。初回の講習・試験の費用は、上記(ア)の中からの支出していただけます。
・活動期間中の住居は、沖島町自治会から住居を借りていただくこととなりますが、家賃については、31,000円を上限とし、活動経費の中から支出することができます。また、住居に係る初期費用、光熱水費、インターネットなどの通信料、転居に係る費用、生活備品等は隊員の自己負担となります。
・活動期間中の国民健康保険料、介護保険料、国民年金保険料などは、隊員の自己負担となります。