インタビュー

声優、インストラクターを経て、故郷で育てる「ちょうどいい」暮らし

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お名前山村 朋弘 さん
現在(←移住前)の職業農業←スイミングインストラクター
現在(←移住前)の住まい島根県津和野町←大阪府
移住を検討し始めた年齢26歳
移住年月2022年

新しいことに挑戦したい 気持ちから
「UIターン しまね産業体験」に参加

生まれ育った津和野町へUターンすることを決めたものの、その時点ではまだ仕事も何も決まっていなかった。住める家があるからこそ転職の不安はほとんどなかった。
Uターン後「何をしようか」と考え、津和野町での仕事を調べる中で農業に興味を持つ。持ち前のチャレンジ精神から「やったことのないことをやってみたい」と思うものの、どうしたらよいかがわからない。津和野町役場農林課へ相談に行くと、ふるさと島根定住財団を紹介され『UIターンしまね産業体験』のことを知る。

移住前に山村さんが悩んだこと

スポーツクラブの支店が閉まることになり、別支店への異動も打診された。
だが、世の中がコロナによって大きく動いていた時期。ニューノーマルという言葉が生まれ、働き方や暮らし方の変容もあって、「本当にこのまま大阪にいるべきだろうか」と思うようになった。

そう考えているうち、実家のある島根のことが気になり始めた。大阪へ残るか、それとも故郷の島根に帰るか。
積み上げてきた暮らしをリセットすることに、少なからず恐れはあったものの「実家に帰りたい」という想いが勝り、異動の話を丁重に断って、気持ちの向くまま故郷・津和野町へ帰ることを決めた。

山村さんがしまねで見つけた「ちょうどいい」

故郷を離れていた期間の長さが「帰ってから馴染めるのか」という不安になった。しかし帰ってみれば、昔からの友人たちは県外へ出る前と何ら変わらなかった。そんな心の距離感が、心地よくちょうどいいものだと思えた。
ただ、ちょうどいいって見つけるよりも自分でつくるもの。そこにあるものや環境から享受するだけでなく、自ら動いて、自らがちょうどいいと思える状況を作っていくことが大事だと考えている。Uターンして農業をはじめたが、それ以外にやりたいことを少しずつ増やしており、最近は益田市の音響会社と一緒に、声を仕事にしたい人へと向けたワークショップをスタートしている。

種を蒔いて育ててもどんな形の花になるかわからない。それと同じでやりたいことの種を蒔いた先がどうなるかもわからない。でもきれいな花になるように、これからも自分のペースで進めていきたい。

移動手段の大きな変化

Uターン前と比べて最も大きな変化が「移動手段」。車での移動がメインになり、仕事はもちろん、買い物などにも車が必要になった。それに伴って関連する費用が増えた。
また、以前より飲酒の機会が格段に減ったことで、ずいぶん健康的な身体になった。

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https://www.kurashimanet.jp/people/beans/68/yamamura.html

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このインタビュー記事の問合せ先

公益財団法人 ふるさと島根定住財団 UIターン推進課
TEL:0852-28-0690
HP:https://www.kurashimanet.jp/
田舎で暮らしたい…、地元に帰りたい…、なんとなく今の暮らしを変えたい…。
『移住』への想いは十人十色。私たちはそんな皆さんのサポートをしています。しまね暮らしに少しでも興味のあるあなた。
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