お名前 | 名原 栞 さん |
---|---|
現在(←移住前)の職業 | 製造業←不動産業 |
現在(←移住前)の住まい | 島根県雲南市←東京都 |
移住を検討し始めた年齢 | 28歳 |
移住年月 | 2024年 |
難しい遠隔の仕事探し
定住財団のサポートで一気に進展が
東京に対する憧れに固執していたと気づき、本格的に故郷へ帰ることを決心。
家族に相談し、当面は実家で暮らすことにした。Uターン前に東京から島根の転職先を転職サイト等で探したがあまり見つけられず、正直働く場所があるかどうか不安だった。
雲南市へ戻って仕事を本格的に探す中、母親経由で定住財団の『UIターン無料職業紹介』を知る。早速申し込んでオンライン面談を受けたところ、抱えていた不安が解消された。その後、現在の医療機器製造の会社へ転職を果たすことができた。
移住前に名原さんが悩んだこと
東京にすごく憧れていた。念願叶い、始まった都会の生活。
憧れに手が届き、ただ嬉しかった。大学を出て都心の企業に就職し、人間関係にも恵まれて仕事は楽しく、頑張ろうと思って躍起になった。都会での生活は利便性が高い。どこへ行くにもアクセスが良く、とても満足できていた。しかし、年齢とともに暮らしの満足感が得られていないと思うようになった。
徐々に新鮮さが失われた都会の生活。このまま歳を重ねる先に、疲れ果てた自分の姿が思い浮かぶようになってしまった。
「東京で暮らすことを、今の私は本当に望んでいるか」。そう自問するようになり、だんだんとUターンへ気持ちが傾いていった。
名原さんがしまねで見つけた「ちょうどいい」
もともと理由なく海が好きだ。 海を見るだけで元気になれるが、東京では生活の近くに海がなかった。普段からビルに囲まれた都心で仕事をし、ギュッと詰め込まれたような住宅街で暮らしていると、海がとても遠い存在のように思えてならなかった。
しかし島根へUターンしてみると、少し車を走らせた先に日本海が広がっている。自身の生活圏から海まで気軽に行くことのできる距離感は、とてもちょうどよいものだと感じている。メインの移動手段が車となったことで、思い立ったらハンドルを握って海まで車を走らせ、海風を感じながら水平線の先に沈む夕日を眺められる。
少し疲れを感じたとき、思い切り自然の空気を吸い込みたいとき。ほんの少し足を伸ばすだけで大好きな海がそこにある。
とても些細なことかもしれないが、そうした暮らしができることに喜びを感じる。
思い描く暮らしをひとつずつ実現
自分のしたいことをする、丁寧な暮らしをするといったことが少しずつできるようになったことがとても嬉しい。
Uターン後は外食の選択肢が減り、自然と料理に目覚め、一から作る麻婆豆腐など、手間暇のかかる料理にもチャレンジしている。
▼詳細はこちら
https://www.kurashimanet.jp/people/beans/68/nabara.html
▼動画はこちら
このインタビュー記事の問合せ先
公益財団法人 ふるさと島根定住財団 UIターン推進課
TEL:0852-28-0690
HP:https://www.kurashimanet.jp/
田舎で暮らしたい…、地元に帰りたい…、なんとなく今の暮らしを変えたい…。
『移住』への想いは十人十色。私たちはそんな皆さんのサポートをしています。しまね暮らしに少しでも興味のあるあなた。
私たちが島根とのご縁を結ぶお手伝いをします。