インタビュー

富山で、あまーい移住。日照時間以外は住みやすい、ストレスフリーな街中で新たなチャレンジ

  • 北陸エリア
  • 富山県

お名前時女 宗久
現在(←移住前)の職業チョコレート専門店オーナー(←飲食業)
現在(←移住前)の住まい富山県(←静岡県)
移住を検討し始めた年齢45歳
移住年月2022年7月

移住のきっかけ

父の地元が富山で、退職後は1人で住んでいました。将来的にも不安を感じ、自分が起業するのだったら富山でと思い、移住しました。

移住してみてよかったこと

富山市の街なかに住んでいるので、電車も東京の山手線のように使え、基本的に暮らしやすいです。食事も美味しい。20代の頃と違って、刺激を求める年代でもないので、何もないっていうのとは対極的で、これもある、あれもあるという感覚です。転勤族だったので、色々な所へ行くのですが、無いものを比較していてもその土地に住んでいてつまらないんですね。その土地ならではのいいものを見つけることに慣れていて、ストレスなく生活しています。

移住して、大変だったこと。苦労したこと

土地勘がないこと。街の呼び名を覚えるのが少し大変でした。小学校をこちらで過ごしていないので、土地の歴史に関しては無知で、地域に根差して商売するという点ではハンディキャップを負っているなと感じます。基本的に地域に知り合いがいない状態でスタートし、お店のお客さんとの会話の中で勉強したり、興味あるものを自分から調べたりもしています。

チョコレート屋さんを起業するきっかけ

もともとは首都圏のコーヒー店で長く仕事をしてきたので、コーヒーで起業しようと思っていました。出店にあたり、地域との関わりをすごく大事にしていて、地域の食材を活かしたいと考えていました。コーヒーに地域の食材を使おうと思うと牛乳くらいしかありません。そこでコーヒーに合う、地域の食材が使えるものは何かなと考えたときに、チョコレートに出会いました。

場所選びのポイント、街なかエリアを選んだ理由

以前働いていた会社ではCSR(企業の社会的責任)の活動にずっと携わっており、お店のコンセプトとして、できるだけ社会問題に配慮しながら、営業しようということは決めていました。富山市で抱える問題として、街なかの空洞化があったので、協力したいと思い、街なかにオープンしました。近くにスケート場もできることや駅北の再開発が進んでいるので、人の流れが変わることに期待しています。

移住を考えている方へのメッセージ

こちらでは日照時間以外は住みやすいと思います。
日照時間だけはどうしても、太平洋側で長く過ごしてきた人にとっては体感的に大きい気がします。また、太平洋側に比べ、気温も低めです。僕は体温が高めの体質で、移住前は、3シーズン短パンのスタイル、真冬でも半袖とダウンというのが冬のテッパンの装いだったのですが、こちらに来てからは長袖に変え、そのくらい違いを感じます。身体の変化もありました。お店にいることが多いのもありますが、体温が上がらず、こんなことは初めてです。その部分だけ、ご理解した上で来ていただけると、より満足度が上がる気がします。

このインタビュー記事の問合せ先

富山くらし・しごと支援センター 大阪オフィス
TEL:06-6147-2812
HP:http://toyama-teiju.jp/
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